属人化の“見えない壁”を壊し、
全社員が利益を語る文化へ
全社員で共有される進捗と利益

株式会社 未来住建
1−3名
リフォーム
1. 導入前の課題:部門間の断絶が生む、「言った言わない」と「見えない」進捗
沓名様
「経理は、請求書を作るタイミングで、初めて案件の存在を知る」
コンクルーCloudを導入する以前、当社では営業・設計・工事・経理と部門ごとに情報が管理され、部門間の連携が大きな課題でした。
「営業と施工担当の間では、工事に向けた段取りの進捗が分かりづらく、経理担当に至っては、工事が終わって現場から『請求書を作って』と言われたタイミングで、初めてそのお客様や案件の存在を知る、という状態でした。これでは、いつ、どれくらいの規模のお金が入ってくるのかという資金管理の見通しが全く立てられません。『言ったつもり』『聞いたけど忘れた』ということも多く、社員みんながストレスを感じていたと思います。」
中小企業にこそ潜む「属人化」のリスク
情報の断絶は、深刻な「属人化」も引き起こしていました。
「退職した社員が個人持ちしていたデータや、打ち合わせの履歴が残っておらず、『なぜこの図面になったのか』という経緯が全く分からない、という事態も発覚しました。中小企業は担当者が一人のケースも多く、その人がいなくなると全てが分からなくなる。この属人化のリスクに、強い危機感を抱いていました。」
2. 導入後の効果:「見える化」がもたらした、全社員の「利益意識」の高まり

① 全社で共有される進捗と利益。経理担当者の不安を解消
導入後、最も大きな変化は、これまでバラバラだった情報が、案件ごとに一元管理されるようになったことです。
沓名様
「最低限、着工日と完工日を入力しておくだけで、経理担当は『いつ、どのお客様から、いくら入金がありそうか』という見通しを立てられるようになりました。非常に楽になった、と喜んでいます。」
② 「どんだけ儲かるか」が分かる。
営業のモチベーションが変わった
コンクルーを導入し、会社の体制も「営業担当者が見積もりから段取りまで一貫して担当する」形へと変化しました。
沓名様
「営業担当者も、原価管理ができるようになったことで、『この仕事をやると、どれだけ儲かるのか』という粗利を意識するようになりました。ただ仕事をこなすだけでなく、『どうすればもっと利益を出せるか』と考える責任感が生まれ、それがモチベーションにも繋がっていると思います。」
③ 「AI見積書作成で30分時間の短縮に」
沓名様
「AIの見積書読み取り機能は本当に便利で、20〜30分かかっていた転記作業が一瞬で終わります。
また、写真を選ぶだけで作れる報告書機能も活用しており、15分かかっていた作業が5分で終わるようになりました。」
3.中小企業の「駆け込み寺」として
最後に、沓名様はコンクルーCloudへの期待を、同じ境遇の中小企業へのメッセージとして語ってくださいました。
沓名様
「中小企業は、一人が何役もこなさなければいけません。だからこそ、情報共有の断絶や属人化は、会社の存続に関わる致命的な問題になり得ます。コンクルーのようなシステムで、業務を『見える化』し、履歴を残していくこと。それが、人が辞めても会社が揺るがないための、一番の対策になるのではないでしょうか。中小企業が抱える課題を解決してくれる『駆け込み寺』のような存在として、これからも期待しています。」